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11月20日(水)
今が旬!

 寒くなってくると、美味しい食べ物たちが出現!!今の旬は、「阿蘇特産の鶴の子芋(写真左)」、「干し大根用の大根(写真中央)」、「霜が下りて一段と美味しくなった白菜とむかご(写真右)」です。
 鶴の子芋は田楽芋としてよく使われますが、ひげが長く多いために収穫にとても手間がかかるために生産農家が少なく市場には出回っていません。芋の首の所が鶴の首のように長いのでこの名が付いたようです。普通のさといもよりも粘りが強く食感がなめらかです。私は、蒸かして田楽味噌や醤油を付けて食べるのが大好きです。
 福岡で生活している時には、大根は青首大根にしかお目にかかった事がない私は、高森に来て漬物用の大根やら干し大根用の大根やら色々な種類があることにびっくり!!この干し大根用のものは、大根の首よりお尻の方が太いのが特徴です。収穫はとても大変です。今日は、割り干し漬けのために、この大根を干しました。
 霜が下りる程に美味しくなる白菜の初物は、安方一成さんからいただきました。今年は寒くなるのが早く虫があまり出なかったので、無農薬なのにこんなに綺麗な白菜になったそうです。さっそく、隣の工藤さん宅で鍋をしました。白菜の甘くて美味しいこと!!みんな、「白菜ちょうだい!!」これに負けん気を出した工藤守人さんは、真っ暗な中、自分の白菜を収穫。「ほーれどっちがうまいか食べ比べだ!」・・・素敵な人達です。
10月25日(金)
秋の空

 もうすっかり秋です。今日根子岳に登られたお客様が、「根子岳の紅葉は後3、4日すると最高になる」とおっしゃいました。
 この頃の我が家のマイブーム、秋の空を庭に寝転がって眺めることです。幼稚園バスでの送り迎えが始まりメチャクチャ嬉しがっている娘の薫は、帰ってくると鞄を放り投げ大の字になって空を見上げます。「今日の空には雷さんいないよ!だって雲が小さすぎるから乗れないもん!!」と言って見た雲は、阿蘇の山々が可愛く見えるようなものでした(写真)。あっという間に消えてしまいましたが・・・。
9月4日(水)
同窓会と地とうきび

 せっかく日中も涼しくなったのに、また暑さが戻ってきました。さて、先月の24日25日に、聖マリア学院短期大学看護学科5回生、実習グループ4の同窓会(写真右)がありました。殆どの人が結婚し、母親になっていました。しかし、ちっとも学生の頃と変わっておらず、時間が止まっているようでした。久しぶりの再会に話も弾み、皆は午前4時まで語明かしたそうです。さすが!皆看護婦だけあって夜には強い。また、一年後に、「きん」で同窓会をしてくれるそうで、とてもその時が楽しみです。みんな!来てくれてありがとね。次回は、体力つけて私も4時まで付き合います。
 暑さは残っていますが、秋は着実にやってきています。とうもろこしのスィートコーンにかわって、地とうきび(地元では「こてっち」とも言うようです。もちもちしたむかしとうきび)が実り始めました(写真中央)。地とうきびは、焼いて醤油とみりんで作ったタレを付けて食べる(写真右)のが一番美味しいです。
8月21日(水)
朝夕の冷え込みとメロンの漬物

 高森は2〜3日前から急に朝夕が冷え込んできました。夕方の4時を過ぎると寒くて長袖が欲しくなるほどです。夜も掛け布団が必要です。今朝の根子岳(写真左)も結構寒そうでしょう?!
 昨日は、あのメロン作り名人の岩下良治さんから漬物用のメロンをいただきました。早速、夏休みでお手伝いに燃えている娘の薫とメロンの漬物を作りました。(写真中央、右)
8月3日(土)
カナダのレナルド・ノロさん

 ホームページを見てくださっている皆様、暑中お見舞い申し上げます。久しぶりの更新で申し訳ありません。その間数多くの方々から、「随分更新がないなあ〜!」とお叱りを受けておりました。ごめんなさい!!今年の夏は、高森に住んでいる意味がないと思えるくらい、いつもになく暑い日々が続きました。(と言っても、福岡や熊本市内とは確実に気温は5度低いのですが・・・。)しかし、昨日から急に涼しくなり、朝夕は寒いくらいです。これで、いつもの高森の快適な夏だ!とほっとしています。
 さて、リピーターの皆さまには、お馴染みのカナダのレナルド・ノロさんが長期滞在していらしゃいます。ノロさんは、私の以前勤めていた聖マリア学院短期大学(福岡県久留米市)の英語とフランス語の助教授をなさっていた方です。リピータの方、聖マリア学院短期大学の卒業生のみなさん、カナダに興味のある皆さん是非会いにきてください。楽しいお話が聞けると思います。会話は、英語・フランス語・九州弁のいずれかでOKです。
6月3日(月)
登山同行記

 神奈川県からのお客さん3名と一緒に初夏の名山に登りました。5月31日は祖母山。薄曇。五ヶ所コースで登頂し、風穴を通って下山しました。フィールドアスレチックのようで少しばかり緊張のある山でした。6月1日は九重山。快晴。牧の戸峠コースで、久住山と稲星山に登頂し、すがもり越から下山しました。絶景とミヤマキリシマに囲まれた楽しいハイキングでした。6月2日は阿蘇山(写真)。快晴。仙酔尾根から高岳・中岳に登頂し、ロープーウェイを使わずに仙酔峡に下山しました。高岳のミヤマキリシマは満開。溶岩の山道と向き合う暑い登山でした。ここちよい疲れのなか心身ともに充実した3日間でありました。以上、ガイド役にかこつけて山を満喫した夫の登山同行記でした。ああ、山が私を呼んでいる!!!
5月15日(水)
山ぶき

 5月12日(日)、久々の好天に恵まれ、気温も夏のような一日。民宿きんでは、恒例の山ぶき採り佃煮作りを行いました。午前11時阿蘇山に向けて車を走らせました。瑠璃温泉館から阿蘇登山道吉田線を登ると、新緑の阿蘇が広がり山肌に濃いピンク色が・・・そうです!ミヤマキリシマ!!「きれい!」と叫びながら目的地へ到着。アルプスの少女ハイジの熱狂的ファンの娘は、ピクニックと山登りを期待しているので、まずは、ランチタイム。今日は、隣のりか子ちゃんも一緒。あまりの暑さに2人とも下着一枚になってしまいました。さて、本題の山ぶき。ちょうどいい感じの山ぶきが(写真左)一面にありました。日陰にあるものの方が、香りが強く柔らかいのです。少しブッツシュのような所へ分け入り(写真中央)汗だくになりながら、採ります。午後1時30分下山。家に帰ってからは、佃煮作りの下ごしらえ(写真右)です。それからも作業は続き、翌日の午後3時に山ぶきの佃煮完成!!山ぶきの佃煮楽しみにしていてください。
4月30日(火)
こだわりの食材;ぜんまい

 ぜんまい採りの名人の住吉せき子さんから「今、山から戻ったよ!これからぜんまいをゆがくよ」と電話があり、さっそく取材に駆けつけました。ぜんまい採りは、高森の山を知り尽くしたせき子さんの担当。そして、ぜんまいの美味しさを左右するゆがきは、もうすぐ80歳になられるお母様の担当です。まず、山から採ってきたぜんまい(女ぜんまい)を、丁寧に綿の部分を取り除き、太さ別に振り分けます(写真左)。これを、ぜんまいゆがきのために、作ったくどでお母様がゆがきます(写真中央)。引き上げるタイミングは、長年の勘だそうです。職人技!!茹であがるとそれを、せき子さんが、網の上に干します(写真右)。この後天日干しにし、一時間毎に揉みます。こうやって手間隙かけて出来上がった最高のぜんまいは、水に戻しこすり合わせるとキュッキュッといういい音がします。このぜんまい民宿きんの夕食でお出ししますので、楽しみにしていてください。
4月14日(日)
アケボノツツジ
石楠花
アケボノツツジみんなでピクニックシャクナゲ
 今日は、お客さんの山高さんから教えていただいた、手軽にアケボノツツジが見られる隠れた名所に行って来ました(写真左)。アケボノツツジは、登山者とって、最高の花です。葉っぱの全くない枝に、ピンクの餅がついているように見える可愛い花です。いつもは、山に登ってやっとの思いで出会う花なのに、今回教えていただいた所は、誰でも簡単に見れます。場所は、二上山高森からは、蘇陽、五ヶ瀬へ行き、三ヶ所神社手前の六峰街道へ入った所です。、二上山展望所入り口から少し登ると、あちらこちらにアケボノツツジが咲いています。今日は満開を少し過ぎていました。山頂まで歩き(50m),皆でピクニックしました(写真中央)。もう最高です!
 そして、すぐ近くの三ヶ所神社の12,000本のシャクナゲを見に行きました(写真右)。これまた色々な種類のシャクナゲがちょうど見頃でした。今日は、綺麗なピンク色に染まった一日でした。
4月3日(水)
一心行の大桜
昼の桜ライトアップ直後の桜夜桜
 今日は一心行の大桜を見に行けなかった皆様のために、写真を撮りに出かけました。桜はもう満開の時期を過ぎ、散り始めていました。写真左は、午後5時ごろのものです。写真中央は、ライトアップされた頃(今日は6時45分でした。)のものです。そして、完全に日が暮れた時の大桜が写真右です。何度見ても、鳥肌が立つ位感動します。葉桜にも関わらず、迫力があります。、「この光景は一生忘れないだろうなあ・・・」という声があちこちから聞かれました。中には「これは富士山見るよりもいいばい!!・・・富士山見たことないけど・・・」なんて笑えるコメントをしている人もいました。
注)写真をクリックすると、大きな画像がご覧になれます。
3月25日(月)
らくだ山野焼き
燃えるらくだ山炎が立ち上る黒くなったらくだ山
 昨日らくだ山の野焼きが行われました。民宿きんには、福岡から二人の野焼きボランティアの方が宿泊されました。阿蘇の日本一を誇る草原は、ボランティアの皆様のお陰で維持できていると実感し、感謝した一日でした。写真は、民宿きんのデッキから撮影した物です。まず、山頂から火を入れ(写真左)、ある程度燃えたところで下から火入れをします(写真中央)。すると、あっという間に燃え広がり、真っ黒いらくだ山の出来上がりです(写真右)。この真っ黒らくだ山が、新緑に覆われるのが楽しみです。
3月20日(水)
阿蘇たかな新漬
阿蘇高菜
 昨日は、安方一成さんの畑から阿蘇たかなをいただき、たかな漬を作りました。阿蘇たかなは、幅広ではなく、細いもので阿蘇特有です。収穫してすぐに塩漬けしないと、あの美味しい風味やピリッとした辛味がでません。塩をふりかけ少しシンナリしたら、優しく愛情を込めて揉みます。これを樽に漬け込み、青いうちの物を新漬、時間がたって黄色くなると古漬けといいます。春は、この新漬とあったかご飯があるだけで、幸せを感じます。
3月11日(月)
新酒まつり
一心行の大桜
新酒まつりお客さんピース!ほろ酔いお父さん
春一番が吹いた昨日、高森駅公園で新酒まつりのラストメインイベントが行われました。舞台では、伝統芸能の高森にわかや、味噌の積み競争などが行われ、笑いに包まれました。味噌積み競争では、福岡から来られたお客さん(写真中央)と新酒でほろ酔い加減の夫(写真右)が出場しました。二人とも3kgの味噌を積み上げました。過去最高は7kgだそうです。
 春と言えば、白水村の一心行の大桜。この木何の木気になる木のような1本の大桜。私は、昼間見るより、夜のライトアップされた大桜を見る方が好きです。本当に幻想的です。この大桜の満開は、例年4月10日前後ですが、今年は早くなりそうです。白水村が毎日この大桜を写真に撮ってホームページに紹介していますので、是非ご覧ください。ちなみに、民宿きんから大桜までは、車で15分位です。
http://www.kumashoko.or.jp/hakusui/
http://www.aso.ne.jp/~sizen/
2月19日(火)
新酒まつり
霊山新酒
 2月9日から高森町の新酒まつりが始まりました。期間中は、高森町内の飲食店や宿泊施設で、地酒霊山の新酒が飲めます。3月10日(日)には、ラストメインイベントが高森駅前公園で開催されます。ここでは、新酒はもちろん、郷土料理や阿蘇赤牛の丸焼きなども食することができます。参加される方は、防寒対策をして、座るためのシート(いすが少ないので)を持参するといいと思います。高森伝統芸能も面白いです。
1月14日(水)
どんどや
どんどや点火1どんどや点火2バーベキューを囲む
今日は、民宿きんのある色見戸狩地区(24世帯)のどんどやが行われました。午後3時に火が入れられました。(写真左)今日は風がなかったので、火は上に高く燃え上がりました。(写真中央)それから1時間半位後からこれでできた炭で、バーベキューを行いました。(写真右)そして、ほろ酔い加減のころに、お餅を焼いて食べました。どんどんと地響きのような音を聞きながらのバーベキューは最高に美味しかったです。
1月6日(日) 新年あけましておめでとうございます 新年の阿蘇新年おめでとうございます新年根子岳